ここち

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くりすますのおと


(1)

あとがき

 アイディアとしては随分前からあったお話を、とある公募用として使えるのではないかと発掘し、無事に(?)落選したので季節の合ううちにサイトへ……という流れです。
 元々は、「です・ます」調で書いていたものを公募の長さ条件をクリアするため(?)に、「だ・である」調にしており、サイト再録時には「です・ます」調に戻そうかとも思ったのですが、全体的に色々いじっているので、今更元に戻すとなると面倒だな……と。(苦笑)
 気になった箇所をほんの少し手直ししてはいるものの、全体を見直す作業を始めるとせっかくのクリスマス・シーズンを逃しそうなので、これはこれということで、公開してしまいます。
 余談ですが、本作に登場する「英太君」は、本作のアイディアよりも更に前に、ある短編(WEB未公開)の主人公として考えたキャラクターです。当初から彼のキャラクタは気に入っていて、彼を主人公にした長編を書こうとまで思ってしまった結果、その最初の短編はお蔵入りすることになったのでした。そして今回、全く別のお話でキャラクターだけ使い回し。謎多き少年ですが、いずれ長編の主人公として皆様にお披露目……できる日が来ることはあまり期待できないのですけれども。(え)
 そして、『ミラクル天使うららちゃん』は某作(サイトにあります)でも出したアレです。本当に、公募通らなくて良かったな、と思いました。これが受賞作として公開されていたら、連動して色々と恥ずかしい事態になっていた気がします……。
 ……あ、そうそう! タイトルの「くりすますのおと」が平仮名表記なのは、小学生の女の子が主人公なので、柔らかく可愛らしい感じ(?)にしようと思ったのと、「クリスマスの音」と「Christmas Note」を掛けているからです。「note」は「(短い)手紙」であり「音、音色、音符」などの意味もあります。

2015年12月6日


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