ここち

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君に託して


(1)

執筆後記

 覆面作家企画参加作品。
 サイト掲載四作目の作品ですが、企画用の品だったため、実際には『真夜中のコーヒー・ネバーランド』よりも前に書き上げたものです。
 20枚という枚数制限に苦労しながらも、じっくり推敲を重ねて自分でも満足できる作品になりました。短くまとめる技術の他、色々と勉強になった一作です。
 サイト再掲載に当たっては、枚数制限のためにカットしたシーンを付け加えるようかと考えていたのですが、作品の完成度を下げてしまうような気がして、企画提出時のまま手を加えないことにしました。

 この作品は、はっきりしないことが多いと思います。特に主人公を除く登場人物の心理に関して。当初は何らかの説明をするつもりでしたが、字数制限のためにカットせざるを得ず、最終的にはそれでよかったのだと思っています。
 なんとなく「こうなんじゃないかな?」というレベルで各自想像して頂くのが一番ではないかと……。私の中にも大雑把な解釈のイメージはありますが、それを具体的に説明するときっとつまらなくなってしまうだろうな、と。
 この作品を企画に提出した後、当初予定していなかった解釈が成り立つことにも気付きました。この解釈はしない方が印象は良いかもしれないと思う一方、同じように気付く読者の方がいたら、それはそれで面白いかもしれないと思っています。

 たぶん、これまでで一番、書きたいように書けた一作です。自分の作品のスタンダードに一番近いのは、今のところこの作品。

 覆面作家企画後書きページあります。

2006年1月29日
2006年2月28日追記


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