ここち

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Limit Over

〜チームの栄光は輝ける星の下で〜

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執筆後記

 ワールドカップドイツ大会の最中に、ふと思い立って書き上げることにしたお話です。言わずもがなではありますが、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
 選手などの名前は実在の選手の名前を入れ替えたり組み合わせたりして作っていますが、名前を頂いた選手のイメージで書いているわけではありません。某サッカー漫画の登場人物のイメージを少しばかり頂いたキャラクターもおりますが、それはそれでファンの方から苦情が来そうな話です。
 また、タイトルの"limit over"は英文法的には間違いで、正しくは"over the limit"だと思われます。"game over"のイメージで思いついた造語なのですが、"game over"もアメリカの略式表現で、元は"The game is over."になります。
 タイムリミットと言う表現でも同じような意味になるはずですが、語感から"limit over"を採用致しました。長ったらしいサブタイトルは「チーム」を強調したかったからで、「輝ける星」はラストシーンに繋げつつ、エースを意味します。
 タイトル候補として「カイザースラウテルンの奇跡」も本文を書き上げた後に浮上したのですが、結局、当初の思い入れが勝ちました。オーストラリア戦の試合地である「カイザースラウテルン」の響きが気に入ってぜひ作中に取り入れたいと思っていたのですが、上手く扱えず、最後に半ば無理矢理入れてしまいました。タイトルは未だに悩むところです。
 私は、ワールドカップは見ているものの、特別サッカーに詳しいわけではなく、真のサッカーファンから苦情が来やしないかと不安ですが、青春小説として楽しんで頂ければ幸いです。しかし、この小説を書いていて、ワールドカップの試合を見ていて、改めて「サッカーって面白いなあ。」と思いました。そんな楽しさも伝われば良いなあ、と思います。

※本作の登場人物が『アウト・オブ・ザ・フィールド ――中の人――』にも登場しています。よろしければこちらもどうぞ。(2010年6月19日)

2006年6月23日


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